分析概要
- 現在価格: 1,057
- 総合スコア: 3.7/10
- アクション判断: 様子見(戻り売り狙い)
- 目標株価(短期/中期/長期): 1,020 / 950 / 900
- 1株適正価格: 399(TTM EPS 15.955 ÷ 0.04 = 398.875 → 399円)
- RSI14: 39.3
- 52週レンジ内位置: 6%
現状と見通し(EDINET + Web検索)
現状と見通し
EDINET開示
- 自己株券買付状況報告書が複数回提出されており、自己株式取得の継続が示唆される。買付額は不明だが、株主還元姿勢はポジティブ。
- ストックオプション(新株予約権)発行:行使価格1円、付与数734個(上限810個)。希薄化影響は限定的だが、行使期間が長期のため潜在的な需給悪化要因。
材料ニュース
- フィデリティ関連ファンドの保有割合が5%を超えてから増減を繰り返し、直近では5%未満に低下。大口投資家の売り姿勢が意識され、需給面で弱材料。
- 子会社のSappro PRO Frontier Market S-Adviser資格取得は中長期的にポジティブだが、短期的な株価インパクトは限定的。
PTS(時間外気配)
- 通常終値と同値の1057円。時間外では大きな買い・売り圧力は見られず、翌日の大きなギャップアップ/ダウンは予想されない。
信用需給
- 信用買い残は高水準を維持しているが、信用倍率は4.95(5/22)→1.19(6/12)へ急低下。買い方の損切り・投げが進み、戻り売り圧力は軽減しつつあるが、新規買い意欲は極めて低い。
OHLCV週足
- 直近8週間の値動きは一貫して下値を切り下げる弱気パターン。52週高値1325円から安値1041円まで下落し、現在は安値圏での推移。最終週は出来高急増を伴い1057円で引けており、売り圧力の強さが目立つ。
総合
- テクニカル、需給、材料面で下落トレンド継続の確率が高い。自己株買いやストックオプションは下支え要因だが、目先は戻り売りに押されやすい。当面は様子見、または戻りを待って売り上がる戦略が有効。
評価項目
- トレンド: 2/10 — 週足で安値・高値ともに切り下がる明確な下降トレンド。全移動平均線を下回り、MA5
- サポート/レジスタンス: 4/10 — 直近サポートは1041円(52週安値)。ここを割り込むと次の明確なサポートは1000円(心理的節目)のみ。上値抵抗は1080~1090円(直近高値圏)、1100円台にはMAが密集し強い抵抗帯。
- 波動/フィボナッチ: 3/10 — 1325円からの下落局面。1041円でいったん反発したが、38.2%戻しの1149.5円に達せず弱い。カウントとしては推進波(A波)完了後にABC調整が進行中の可能性。下値拡大リスクが高い。
- 出来高: 5/10 — 直近週の出来高は平均の1.6倍と急増し、陰線で引けているため売り圧力が強い。ただし、過去にも急増後に下げ止まるケースがあり、目先の売り枯れを示唆するか注視。
- ファンダメンタル(自己株等): 6/10 — 自己株買いの報告が継続的に出ており、株主還元意欲は評価できる。ストックオプションの希薄化は限定的。ただし、買付実績や数量が不明瞭で過大評価は禁物。
- 割安感(EPS): 2/10 — TTM EPS 15.955に対しPER66.3倍と著しく割高。期待利回り4.0%での理論株価399円と比較すると2.6倍以上のプレミアム。割高感が強く、上値余地が乏しい。
詳細分析
テクニカル概要
テクニカル概要
短期トレンド(1~4週)
- 4月27日の1115円を直近高値として下落基調が継続。6月15日現在1057円で、52週安値1041円に迫る。
- 直近8週のローソク足は、陽線が散発的に出現するも、陰線に覆われる弱い展開。
中期トレンド(1~3ヶ月)
- 25週MA(1121.56円)を大きく下回り、中期的にも下降トレンドが鮮明。
- MACD(非明示だが)おそらくシグナル線を下回り、弱気シグナル継続。
長期トレンド(3~12ヶ月)
- 200週MA(1224.49円)から13.7%の乖離。長期上昇トレンドは完全に崩れ、長期下降局面入りの可能性。
売買シグナル
- 移動平均線の逆パーフェクトオーダーが継続中。ゴールデンクロスは当面期待薄。
- 出来高急増は売りのクライマックスを示唆する可能性もあるが、確定には戻りの確認が必要。
サポート/レジスタンス
- サポート:1041円(直近安値)、1000円(大台)、950円(2019年高値圏?)
- レジスタンス:1080円(直近戻り高値)、1106円(4/27安値→レジスタンス転換)、1131円(5/11高値)、1149.5円(フィボナッチ38.2%)
売買タイミング
売買タイミング
移動平均線の配列
- MA5(1070.4)<MA25(1121.56)<MA70(1172.5)<MA200(1224.49)の完全な逆パーフェクトオーダー。買いシグナルは一切点灯しておらず、順張りの買いは時期尚早。
RSI(14週)
- 最新値39.32。8週前の28.81からは回復したが、依然として50を下回り弱気圏。上昇モメンタムは乏しく、最低でも50超えが買いタイミングの第一条件。
信用倍率の推移
- 5/22の4.95倍から6/12の1.19倍へ急低下。買い方の投げが加速しており、これが一巡すれば戻り局面もあり得るが、今は「落ちるナイフ」状態。
PTSの動き
- 通常終値と同値で、時間外に新たな需給手がかりは得られず。翌日の大きな方向感は出にくい。
押し目/高値圏の判断
- 現在は年間安値圏にあり、押し目買いの局面とも言えるが、トレンドが明確に下向きであるため、押し目ではなく「下落継続中の底値模索」と捉えるべき。
- 一旦1080~1090円へ戻る場面があれば、戻り売りの好機。
波動分析(エリオット波動+フィボナッチ)
波動分析
エリオット波動カウント(週足)
- 2024年の安値(推定)から2025年高値1325円までの上昇5波が完了し、現在は修正波(ABC)のC波の途中と見なす。
- A波:1325→?、B波:戻り(おそらく1115~1131円が上限)、C波:現在進行中。C波はA波の1.618倍から2.618倍の下値が目安で、最低でも1000~950円がターゲット。
フィボナッチ分析
- 直近の下落幅(1325→1041)に対する戻り水準: - 38.2%戻し:1149.5円 - 50.0%戻し:1183円 - 61.8%戻し:1216.5円
- 現状は38.2%レベルにも届いておらず、上値は重い。
- 下値拡張では、161.8%=1325-(1325-1041)×1.618=993.5円が短期的なターゲット。
次の波動方向
- 下落トレンドが継続する場合、C波の最終ターゲットは950~900円。逆に、1041円を割り込まずに反転し、1130円を上抜ければ、修正波終了の可能性も出るが、確率は低い。
適正価格算出
適正価格算出
- 使用EPS:TTM(直近4四半期合計)EPS = 15.955円
- 期待利回り:4.0%(同業種・中堅グロース企業の平均的な要求リターン)
- 理論株価 = 15.955円 ÷ 0.04 = 398.875 → 399円
- 現在株価1057円との乖離率:+165.2%(割高)
注記
- 2026年1月の1→2株式分割後のEPSであり、過渡期のためTTM EPSが実質的な利益力を過小評価している可能性がある。
- 参考として、有価証券報告書の直近会計年度(2025/12期)の分割後EPSは35.335円。これを用いると理論株価は883円(期待利回り4.0%)となり、現在株価との乖離は+19.7%に縮小する。
- いずれのEPSを用いても、現在株価は概ね割高と判断される。
EXIT目標と総合判断
EXIT目標と総合判断
短期目標(1~4週)
- 下値:1041円割れで1020円、さらに1000円がターゲット。
- 上値:戻りは1080~1090円が精一杯。
中期目標(1~3ヶ月)
- 下降トレンド継続で950~1000円。自己株買いや業績期待で下げ渋る場合も、上値は重くレンジ相場(1000~1100円)を想定。
長期目標(3~12ヶ月)
- テクニカル的には、フィボナッチエクステンションから900円前後への下落リスクあり。ファンダメンタルズ面でEPSが回復すれば、900~1000円が割安水準となる可能性。
損切り水準
- 買い方にとっては1040円割れでロスカット必至。売り方にとっては、1130円超えでトレンド転換の可能性があるため、そこを損切りラインとする。
総合判断
- 総合スコア3.7点と低位。下降トレンド・割高バリュエーション・需給悪化の三重苦。
- 新規買いは避け、保有者は戻りを待って売却またはヘッジを検討。空売りはタイミングを見極めつつ有効だが、自己株買いの動向に注意。
本記事はAIによる自動テクニカル分析です。投資判断はご自身の責任で行ってください。